竹島=独島問題ネットニュース 28号
2011.12.25
竹島=独島問題研究ネット発行
 
 記事一覧

1【論文】内藤正中「1905年の竹問題」

2【論文】朴炳渉竹島=独島漁業の歴史と誤解(2)」

【研究】第281 朝鮮近現代史研究会

【集会第5れ!わが領土」国民決集会

【講会】自民・新藤氏強調「領土問題しっかりと」

【講演会】稲田衆 福岡で講演会「私は日本を守りたい」

【報道】島に防と水中庭園を建設へ 国土部が計画確定 

【報】都教「竹日本領と言えぬ」内部資料で政府見解否定「歴史的根拠ない」

【報道】島周回る日本巡視船…韓国が警備強化

10TV独島ア証言

11【手記】不肖・宮、欝島に突入す

 

 
 記事詳細

1【論文】内藤正中「1905年の竹島問題」

           『北東アジア文化研究』2011.10

 1905年(竹島の領土編入)における竹島をめぐる諸問題について、政府広報冊子及び塚本論文が主張するところの問題点について検討していく・・・

 (塚本孝説の)1877年の太政官決定における「竹島外一島」は竹島松島ではなく「竹島とも松島とも称される島(鬱陵島)と認識し、当該対象について本邦無関係と判断を下したものである可能性がある」というのは、後年のモノサシでもって6年も前の案件に適用するという歴史学の常識に反する見解であるというべきであろう。

 http://www.kr-jp.net/ronbun/naitou/naito-1110.pdf

 

 

2【論文】朴炳渉「竹島=独島漁業の歴史と誤解(2)」

           『北東アジア文化研究』2011.10

 1.前号までの要約

 2.李承晩ラインへの誤解

 3.李承晩ライン宣布への経緯

 4.竹島=独島漁場の利用

 5.結論

 http://www.kr-jp.net/ronbun/park/parkBS-1110.pdf

 

 

3【研究会】第281 朝鮮近現代史研究会

            日時:2011.11.13 神戸市立中央図書館

            主催:青丘文庫研究会

            演題:朴炳渉「竹島=独島領有権問題について」

             最新の研究水準を紹介する。

 

 

4【集会】第5回「守れ!わが領土」国民決起集会

            2011.10.25、東京都新宿区牛込箪笥区民ホール

            登壇者

有志国会議員・地方議員

小山和伸(メディア報道研究政策センター理事長・神奈川大学教授)

加瀬英明(外交評論家)

下條正男(拓殖大学教授)

諏訪邊泰敬(県土・竹島を守る会会長)

西村眞悟(前衆議院議員)

平田文昭(日本の領土を守る会・アジア太平洋人権協議会代表)

 

 

5【講演会】自民・新藤氏強調「領土問題しっかりと」

           毎日新聞 20111030日 埼玉版

 毎日政経文化セミナーの第210回例会が(10月)28日、さいたま商工会議所(さいたま市浦和区)で開かれ、自民党衆院議員、新藤義孝氏(53)が「国家の覚悟が問われる領土問題」をテーマに講演した。

 新藤氏は「領土問題にしっかり取り組まないと、経済や外交交渉でも他国に後れを取ることになる」と強調。竹島では韓国側がヘリポート改修工事を行い、海洋科学基地建設計画が進んでいることを紹介したうえで、1951年に署名されたサンフランシスコ平和条約で日本の領土とされていることなどを、独自に作成したパネルなどを使って説明。北方領土や尖閣諸島についても、歴史的な説明を加えた。

 

 

6【講演会】稲田衆院議員 福岡で講演会「私は日本を守りたい」

            産経ニュース、2011.11.21

 産経新聞の「正論」執筆メンバーの稲田朋美・衆院議員(自民)による講演会「私は日本を守りたい」(産経新聞社など後援)が20日、福岡市中央区の西鉄イン福岡で開かれた。稲田議員は韓国・鬱陵島入国拒否問題などを挙げ「強くなければ正しい主張はできない」と外交で譲歩を続ける戦後レジーム(体制)からの脱却を主張した。有志でつくる「稲田議員を迎える会・福岡」が主催し、約300人が参加。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/111121/fkk11112102240000-n1.htm

 

 

7【報道】独島に防波堤と水中庭園を建設へ 国土部が計画確定 

           東亜日報、2011.11.25

 独島(トクト、日本名・竹島)沖合いに210メートルの長さの防波堤が設置され、防波堤の端に海中を見ることができる水中庭園と水中展望台が建設される。また、独島の東側の島(東島)と西側の島(西島)をつなぐ200メートルの長さの連結路が建設される・・・

 今回の事業は、今年3月、日本が中学校社会科教科書に独島が日本の領土だと明記したことに続き、外交青書で独島領有権を主張したことに対応して、韓国政府が4月に作成した総合対策の一つとして推進される。

http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2011112577678

 

 

8【報道】都教組「竹島、日本領と言えぬ」内部資料で政府見解否定「歴史的根拠ない」

            産経ニュース2011.10.28

 この資料は都教組が今年6月に発行した「2012年度版中学校新教科書検討資料」。問題の内容は地理分野の教科書4社分を検討する中で書かれた。4社の教科書とも、竹島が日本固有の領土であることを記述している。

 しかし、資料では、「もし、この記述通り『竹島は日本固有の領土』『韓国が不法に占拠』という政府の一方的な見解を学校で教えることになれば、『感情的なナショナリズム』を子供たちに植えつけることにもなりかねない」と懸念。

 その上で「竹島は尖閣諸島や北方四島と違い、『日本固有の領土』と言える歴史的な根拠はない」と断定している。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111028/edc11102811090000-n1.htm

 

 

9【報道】独島周辺を回る日本巡視船…韓国が警備強化

            中央日報、20110805

 独島(ドクト、日本名・竹島)をめぐる韓日間の葛藤が深まる中、日本の巡視船が3日間に一度の割合で独島周辺に現れていることが確認された。

  韓国のニュース専門チャンネルYTNによると、東海(トンヘ)海洋警察署は、4日午前9時半ごろから1時間ほど990トン級の日本巡視船が独島周辺海域を巡察して引き返すなど、日本巡視船が今年に入って55回も独島周辺に現れたと伝えたという。

http://japanese.joins.com/article/532/142532.html?servcode=A00&sectcode=A10

 

 

10TV】独島アシカの証言

            KBS「歴史スペシャル」、スカパー791ch2011.11.23

 今や、アシカは写真、剥製、そして記録の中でしか見ることができない。アシカ絶滅の最大の理由は日本漁夫たちの無分別な乱獲である。その中心に、漁夫であり事業家だった「中井養三郎」がいる。日本の泉昌彦という作家は、著書「領海なき島、独島」で中井養三郎を海の殺戮者として猛然と非難している。

 

 

11【手記】不肖・宮島、欝陵島に突入す

            『正論』2011.10

 81日、韓国で入国を拒否された新藤義孝ら国会議員3人に同行し、観光を口実に単独で入国したカメラマンの欝陵島訪問記。偶然フェリー乗り場で産経新聞の加藤記者、「チャンネル桜」のディレクターと出会って共に欝陵島へ渡る。

以上

 

竹島=独島問題ネットニュースのバックナンバーは下記で見られます。

http://www.han.org/a/half-moon/mokuji.html#net_news